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  3. 近未来的なスマートグラスをピックアップ
スマートグラスのイメージ

BMWモトラッドが発表した「コネクテッドライド・スマートグラス」は、ライダー向けに開発されたヘッドアップディスプレイ搭載のスマートグラスです。今日はその特徴とデザイン性について紹介しますね。

スマートグラスの特徴

スマートグラスは、使用者に情報を提供するだけでなく、手軽にデジタルコンテンツにアクセスできることから、様々な分野で活用が進んでいます。二輪ライダー向けのスマートグラスも、安全性や快適性の向上、直感的な情報表示などを提供できるようになってきています。
ヘッドアップディスプレイ(HUD)は情報を直接視界に投影する技術を指します。これにより、周囲の環境を見ながらデジタル情報を確認できるようになります。

安全性とライディングサポート

ヘッドアップディスプレイは、ライダーの視界に必要な情報を直接投影し、データをリアルタイムで提供します。走行中に視線を下げずに必要な情報を確認でき、安全なライディングができるようになります。

Bluetoothや専用アプリを使用して、スマートフォンと簡単に接続が可能です。走行前だけでなく、走行中もマルチコントローラーを使用して設定や投影位置を調整できるので、視界の邪魔をしません。

ヘッドアップディスプレイはオン・オフが可能です。光学投影モジュールは右側のレンズ上に配置され、速度、制限速度、ギヤ段数などの情報を直接視界に表示できますよ。
リチウムイオンバッテリーは最大で10時間の連続使用ができます。

デザイン性

デザインは様々なヘルメットや顔の形状に適応できます。4種類のノーズパッドで海外製品でも日本人の顔にフィットするでしょう。スポーティでスリムな形状は、洗練された外観を提供し、長時間のライディングでも快適な装着感を実現しています。

レンズのバリエーションは2組でUVA/UVB認定レンズが付属しています。透明なレンズはサンバイザー一体型のヘルメットに、着色レンズはサングラスとして使用が可能です。メガネをかけているユーザー向けにはRXアダプターも別売りで用意されているので、クリップで取り付けることができます。

価格と発売予定

価格は690ユーロ(約10万8000円)。発売は欧州で予定されていますが日本での導入は未定です。

二輪ライダー向けスマートグラスは安全性、快適性、スタイリッシュなデザインといった側面で魅力的な選択肢となります。デザイン感覚に優れたテクノロジー愛好家にとって、新しいライディングエクスペリエンスが期待できるでしょう。日本にくるのを楽しみに待っておきましょう。

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